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 indextop世界樹の迷宮top物語 > シュタール日誌【ハイ・ラガード編】
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注意
ハイ・ラガードの迷宮の、第5階層(21F~25F)の出来事について、書いてあります。
また、攻略に役立つような情報は、ほとんど載っていません。
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【風馬ノ月5日/晴れ/探索階:-】

今日、空飛ぶお城を見つけた記念にパーティをしたよ。町の人も呼んで、食べたり飲んだり。楽しかった!
その時、酒場のおっちゃんから、こっそり、ワケありの依頼を受けたんだ。
昔、おっちゃんが気に入ってた冒険者が、空飛ぶお城を探しに行ったきり帰らないんだって。
おっちゃんと冒険者さんは賭けをしてて、冒険者さんが正しければ金貨1枚やるって約束したんだって。
昔の話だし、おっちゃんも、その人がまだ生きてるとは思ってないけど、約束を守らないままじゃ前に進めないから、冒険者さんに約束の金貨を届けてやってほしいって。
てがかりも情報もないけど、あんなに必死なおっちゃんは初めて見たから、なんとか探してあげたいな。
無茶な依頼でごめんだけど、なんとかよろしく!(カーシャ)

===

■無茶苦茶もいいところだな。樹海で死んだ人間が何人いると思ってるんだ? まぁ、やれるだけやってみるが……。(キトラ)
■せめて何階層かわかればいいんですけど……。(サリナス)
■主人は、空飛ぶ城まで行ったのではと、言っていたが……。(カラト)
■う~ん。とりあえず、探索の傍ら、それらしい方を探してみましょう。ご主人も、今日明日に見つかるとは思っていないでしょうし。(シェーヴェ)
■(ツィレーネ)

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【風馬ノ月7日/曇り/探索階:21F】

空飛ぶ城へ入った。
……の前に、白骨死体をひとつ、見つけた。かなり古い。
城の住人の死体かと思ったが、シトト交易所謹製の武器防具があったから、間違いない、ハイ・ラガードの冒険者の死体だ。
俺たちよりも前に城を訪れた冒険者がいたのにも驚きだが、もっと驚きだったのは、そいつ、手紙を持ってたんだな。酒場の主人宛ての。
運命なんざ信じちゃいないが……凄いタイミングだな。(キトラ)

===

■おっちゃんに、手紙、届けたよ。おっちゃんが勝ったら一緒に暮らそうって、約束してたんだって。……おっちゃん、泣いてたよ。(カーシャ)
■本当に、大好きだったんでしょうね。気が強くて、ワガママで、剣の腕は誰にも負けない、格好良い女性だったそうですから。(シェーヴェ)
■ご主人……その方がいなくなってから今まで、どういう思いで世界樹を見ていたんでしょう。想像すると、切なくなりますね……。(サリナス)
■(ツィレーネ)
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【風馬ノ月8日/曇り/探索階:21F】

昨日あんなことがあったんで、城の本格的な探索は今日からスタートだ。緑と金で目が痛い。こん畜生。
細い通路を渡り、門をくぐった途端に聞こえてきた声が、妙なことを言いやがった。
「天の御座、我が居城に 訪れたるは何者か? 此処は天の主、オーバーロードたる我が英知を込めて築いた場所。許可なく立ち入ることは許されぬ」
聖杯を取りに来たと行ったら、奴め、慌てた様子だったな。
「聖杯こそ我が力の源にして永遠の命を生み出す装置。これにより人を死の運命から救うのだ。聖杯を渡すことはできぬ。聖杯目的で来た者だというならば、心して来るが良い。我が居城が汝らの終わりの場所となるであろう」 ……だとさ。

===

■あのお城、天空の支配者さんが、自分で作ったの? だとしたら、趣味悪いねー。(カーシャ)
■今日交わした会話で、天空の支配者の目的が、ほぼ確定しましたね。冒険者の遺体を集めていたのは「人を死の運命から救うため」だった訳です。(シェーヴェ)
■その結果がスキュレーさんなのだとしたら、あんまりです……。あんな歪んだ永遠の命なら、いりません!(サリナス)
■(ツィレーネ)
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【風馬ノ月10日/曇り/探索階:21F】

今日、冒険者ギルドで、ギルド長と話をしてきました。空飛ぶ城の内部の話をしましたら、首を傾げてましたよ。我々が知る城とはまったく違う、って。確かにそうです。

===

■誰だって住みたくないだろう。あの内装じゃあな。(キトラ)
■うん。ボクもヤだ。(カーシャ)
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【風馬ノ月12日/雨/探索階:22F】

空飛ぶ城を歩いていたら、またあの声がした……。声の主は、死から逃れる方法を探り、長いこと、研究してきたらしい……。俺たちにも、その実験台になってほしい、と言っていた……。
声の主が、エトリアの長を見たら、驚くだろうな……。(カラト)

===

■そういえば、ヴィズルさんって普通に不老でしたよね。(サリナス)
■……というか、俺とカラトもそうだろう。多分。(キトラ)
■オーバーロードって、なんだか、バーローな感じだね。(カーシャ)
■その呼び方いいですね。これから、彼のことはバーローさんとお呼びしましょう!(シェーヴェ)
■(ツィレーネ)
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【風馬ノ月14日/雪/探索階:22F】

空飛ぶ城の内部には様々な仕掛けがありますが、時折、過去の音声を記録した装置を見かけることがあります。今日見つけた記録は、こう言ってました。

「我々の祖国は消えてしまったのです。今となっては、かつての国境は意味がない。新しい指導者を……(不鮮明なため聞き取れず)私こそが、この箱船を建造し、新しいユートピアを……(以下、不鮮明なため聞き取れず)」

===

■うさんくさい。ものすごーく、うさんくさい!(カーシャ)
■シンジュクと同じような大災害がここでも起こり、それから逃れるために、空飛ぶ城を造ったんだろうな。発想はいいが、センスがなぁ。(キトラ)
■箱船というのが気になります。シェーヴェさん、何か似たような伝承、ご存知じゃありませんか?(サリナス)
■知ってますよ。とてもたくさん。と、いうことは、そういうことが、実際に、あちこちで、何回か、あったのかもしれませんね。(シェーヴェ)
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【風馬ノ月15日/曇り/探索階:23F】

23階へ行って……驚いた……。ここには、たくさんの、機械がいる。それらは、すべて、冒険者を改造したもの……らしい。
バーローは、改造が、下手だな……。(カラト)

===

■わ! 下手ってハッキリ言っちゃった!(カーシャ)
■ま、事実だろう。エトリアの長を知ってる身としては、そう言わざるを得ない。(キトラ)
■それは、まぁ、置いておいて。23階は手強い敵でいっぱいです。うまく避けて通りましょう。(サリナス)
■避けて通った先に、ジャガーノートという、すんごい魔獣がいる訳ですね? 皆さん、頑張りましょう!(シェーヴェ)
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【風馬ノ月20日/曇り/探索階:23F】

機械がわんさといる場所を通り抜けて、ジャガーノートの前まで到着。
奴の姿を一目見て、逃げ帰ってきた。あれはやばいだろう。
何だ、あのセンスは。(キトラ)

===

■過剰にデコラティヴでしたね。(シェーヴェ)
■そ、そういう問題なんですか?(サリナス)
■あんなのに改造されるなんて、絶対にヤだ!(カーシャ)
■あれの、ベースになった冒険者は……すごく……かわいそうだな……。(カラト)
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【風馬ノ月26日/曇り/探索階:24F】

はい、ジャガーさん倒しました! 次はバーローさんが直々にお相手してくださるそうですよ。どんな方が出てくるのか、楽しみですねーv
その前に、キトラさんの怪我を治さないと。しばらく探索はお休みですねー。(シェーヴェ)

===

■あー、すまんな。(キトラ)
■たまには休憩も必要です。ゆっくり休んでください。(サリナス)
■(ツィレーネ)
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【風馬ノ月27日/曇り/探索階:-】

寝ていたら、来客があった。応対したカ−シャが妙な声を上げるから、何事かと玄関まですっとんで行ったら……、カーシャの姉が来ていた。
カーシャから届いた手紙を読み興味を持って、大学を1年休学し、ペットの虎連れて、シュタールからはるばるやってきたんだと。
お前ら姉妹揃って大した行動力だよ! まったく!
それにしてもカーシャ、お前、姉にどういう手紙を書いたんだ?

===

■「ゴーレムの彼氏ができました!」って書いたよ。(カーシャ)
■!!!!(キトラ)
■ストレート!!(シェーヴェ)
■おねーちゃんは大学で古代機械工学習ってて、ゴーレムとかの機械も大好きだから、きっと喜ぶと思って。(カーシャ)
■……大喜びしてましたね。ちょっと怖かったです。(サリナス)
■(ツィレーネ)
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【風馬ノ月28日/晴れ/探索階:23F】

「23階には、バーローさんが改造した機械がいっぱいいるよ」っておねーちゃんに言ったら、「すぐ連れていきなさい!」って言うから、連れてったよ。
すんごい大喜びして、機械たちを楽しそうに分解してた。「これだけで論文が何枚も書けるわー!」って、大はしゃぎだったよ。
お願いだから、キトラとカラトは分解しないでね。

===

■……あぁ、また頭痛の種がひとつ……。(キトラ)
■こういうのは深く悩まないのが一番ですよv 療養中は、特に。(シェーヴェ)
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【金羊ノ月1日/晴れ/探索階:-】

カーシャ姉の連れてきた、ペットの虎……毛皮をもふもふすると……気持ちがいいな……。
この虎、たいてい、大人しくしているのに……、なぜ、カーシャとサリナスが近づくと、吠えるのだろう……。(カラト)

===

■虎にとって、カーシャはしょっちゅう悪戯する嫌な奴だし、サリナスはビビる様が面白いから、からかっているんだろう。(キトラ)
■動物は、周囲の人間に、序列をつけるっていいますからね。(シェーヴェ)
■だ、だって、怖いじゃないですか! 牙とか爪とか!(サリナス)
■(ツィレーネ)

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【金羊ノ月4日/晴れ/探索階:20F】

今日は薬品をたくさん仕入れました。帰り道、酒場へ寄って、ご主人と世間話をしてきました。
僕達が城を見つけた時は、そんなの、何だか信じらないって感じだったのに、今となっては、この街の上に空飛ぶ城があるのは、知ってて当たり前になっている。そう考えると、人間の適応能力は凄いですよね。(サリナス)

===

■世の中そんなものです。自分の頭の上に城が浮いてるって、よくよく考えると、怖いことなんですけどねぇ。(シェーヴェ)
■実感が無いからな。仕方ない。(キトラ)
■あれって、何かの拍子に落っこちたりしないのかな。(カーシャ)
■そんな怖いこと言わないでくださいよ~!(サリナス)
■実際、落ちる可能性はゼロではありませんからね。気をつけるにこしたことはありません。(シェーヴェ)
■気をつけても、どーにもならない気もするけど、一応ね。(カーシャ)
■(ツィレーネ)
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【金羊ノ月5日/晴れ/探索階:24F】

さて、今日から探索再開です。目がたくさんあるFOE、呪いをかけてくるばかりですが、面倒ですねぇ。
すごい勢いで追いかけてきますけど、なるべく逃げるようにしてください。(シェーヴェ)

===

■4階とかに出てきたイビルアイに似てるけど、あれよりももっと不気味だね。(カーシャ)
■機械でできてるようですけど、あれもバーローさんの改造によるものなんでしょうか。(サリナス)
■本当に趣味が悪いな。とっととブチのめしてやらないと。(キトラ)
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【金羊ノ月8日/晴れ/探索階:25F】

ついに25階だな。地図から察するに、バーローはこの階の中央にいるようだ。直線距離でならすぐ近くなんだが、ぐるっと遠回りしなければならない。FOEの配置も手が込んでいるし、腹が立つ!(キトラ)

===

■確かに手が込んでますよね。うまく誘導すれば戦闘せずに進めますし。(サリナス)
■バーローって、パズルが大好きなのかな。(カーシャ)
■少なくとも、永遠の命云々よりは、パズル作りの方が向いてる気がしますねぇ。(シェーヴェ)
■(ツィレーネ)
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【金羊ノ月11日/曇り/探索階:25F】

空飛ぶ城のの扉は……基本的に緑色なんだが……、今日、ひとつだけ、赤い色をした扉をみつけた……。
この奥に、バーローがいるんだろうか……。(カラト)

===

■おそらくそうでしょうね。と、いうことは、ついに明日、決戦という訳です。(シェーヴェ)
■もう、大抵のことが起こっても大丈夫なように、ありったけの薬を用意しておきますよ!(サリナス)
■念のため、ミストなんかも買っておいてくれ。(キトラ)
■よっし。お城に連れて行かれて改造されちゃった人たちのためにも、これ以上被害を出さないようにするためにも、みんな、頑張ろう!(カーシャ)
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【金羊ノ月12日/晴れ/探索階:25F】

バーロー、だんご虫?(カーシャ)

===

■最初に出会った時は、まぁるい機械の塊のような姿でしたね。(シェーヴェ)
■一度倒した後、本気を出して変形した。その様はまさにだんご虫だったな。最初から最後まで趣味の悪い……。(キトラ)
■気のせいか、ジャガーさんよりも弱かったような……。(サリナス)
■バーローは学者さんだから、体力なかったんじゃないかなぁ。(カーシャ)
■(ツィレーネ)
■何はともあれ、明日は国をあげての宴会だ。覚悟しとけよ、お前ら。(キトラ)
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【金羊ノ月13日/晴れ/探索階:-】

この日誌に書き込むのは、最初で最後だろうが……。

おめでとう、シュタール。
最初にお前達を見た時には、とてもではないが、高名な冒険者には見えなかった。
ところがどうだ、今や立派なハイ・ラガードの英雄だ。
家主としては、鼻が高い。
元冒険者としては羨ましくもある。

しかし、冒険は、まだ終わらないのだろう?
城の上には未知の森が広がっているようであるし。
手に入れていないアイテムや、出会ったことのないモンスターも存在する。
人々から依頼された様々なクエストも、山積しているはずだ。
これからも、よろしく頼むぞ。(ゲラルドゥス)

===

■わー! わー! 家主さんの書き込みだ!(カーシャ)
■最初で最後って、縁起でもない……。(サリナス)
■そうですよ、これからもどんどん書き込んで頂いていいんですよ?(シェーヴェ)
■宜しくというが、俺たちがここまで来れたのは、家主殿のお陰だからな。(キトラ)
■ありがとう……こちらからも、よろしく……。(カラト)
■(ツィレーネ)
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